文化祭お疲れさま旅行(その2)

 今回も前回に引き続きましてお疲れさま旅行の続きをお伝えします。

大歩危12:29→新改13:34(1000系普通列車)

大歩危からはまた普通列車に戻って、今回の旅の目的地である新改駅を目指します。この土讃線を走っている普通列車は1000系という気動車で、予讃線の普通列車とは異なり車内にトイレを備えているところが良いところです。

そして車内でウトウトしているとすぐに新改駅に到着しました。ここも全国秘境駅ランキング12位を獲得している名所で、駅前に非常に細い道路がある以外は本当に何もありません。ここで私たちは折り返しの列車が来るまで1時間ほどあったため、道路で20分ほど坂を下ってみましたが、廃屋があったりお墓があったりした以外はやはり何もなく、スマホでGPSを調べても位置情報が狂っているなど、なかなか不気味なところでありました。しかし、そういうところに惹かれるのが私たち鉄道ファンなのです!

新改14:24→琴平17:20(1000系普通列車)

あとは残念ながらもう帰るだけ。のんびりと宿題などをしつつ列車に揺られながら、ふと窓の方を見ると外はいつの間にか大雨…。何か嫌な予感がするなあと思っていましたが、見事その予感は的中することになるのです。

さて、途中の阿波池田駅に停車してから、発車時間になってもなかなか発車しない。どうしたのだろうと改札の方に行ってっみると…左の画像に書いてある通りです。「土讃線では(中略)徐行運転を生じます。列車に遅れが生じます。…」

あーあ大変なことになってしまいました。5分列車が遅れてしまうと琴平17:25発の乗り換え列車に乗れなくなってしまいます。つまり家に帰れなくなってしまうということです!ハラハラしながら琴平駅到着を待ちましたが…。

琴平17:52→多度津18:09(7000系普通列車)

はい。やっぱり間に合いませんでした(泣)。このままでは家に帰れなくなってしまうので急遽多度津~観音寺間で特急を使うことに…。まあこの800円程度の出費で家に帰れるなら良しとしましょう。

そこで多度津駅に着いたらまさかの予讃線運休。箕浦駅付近で規定雨量を超えたらしく観音寺~川之江間で列車が走れなくなっていました。というわけで本当に家に帰れなくなってしまいました。観音寺までしかいけないのなら特急に乗る必要もないので、高松に行って泊まるか親の車を呼ぶかしないとなと多度津駅で途方に暮れていたら…。

多度津18:26→観音寺18:41(8000系アンパンマン列車特急いしづち・しおかぜ21号、10分ほどの遅れ)

僕が多度津駅のトイレに行っていた数分の間にまさかの運行再開。これはラッキーすぎると天に感謝しつつ大急ぎで本来乗る予定だった特急に乗車。なんとたまたまアンパンマン列車でした(本日2回目)。これでなんとか家に帰れると胸をなでおろしました。

観音寺18:51→伊予西条20:06(7000系普通列車、30分ほど遅れ)

さああとは本当に帰るだけだと車内でみんなとUNOなどをしていましたが、よく考えてみるとダイヤの乱れでこの列車は30分遅れ。ですが伊予西条駅で松山行きに乗り換える時間は6分しかないことに気づきました。少し不安になりましたが、さすがに接続を待ってくれるだろうと高をくくっていると…。

すでに発車していました(泣)。乗り換えに失敗するの今日で何度目だよ…。そしてここから家に帰るためにもま~た特急に乗らなければなりません。しかしこれ以上特急のためにお金を出すのもためらわれたので、ダメ元で駅員さんと交渉してみました。乗り換えできなかったので家に帰れないという主旨を伝えると、なんと特別に西条~壬生川間の特急を無料で乗車してOKという許可をもらいました。何事も交渉してみることが大事だと実感しました。

伊予西条20:31→壬生川20:39(8600系特急いしづち・しおかぜ23号)

そしてなんと、今から乗れるのは近年予讃線にデビューしたばかりの新型特急列車8600系。無料にしてくださった駅員さんに感謝しつつ、新型列車の素晴らしい乗り心地を堪能しました。ついついこのまま松山駅までかえってしまいたいという誘惑に襲われましたが、そんなお金はないので壬生川駅で本来乗る予定だった普通列車に追いつき、それに乗り換えです。

壬生川20:42→松山22:16(7000系普通列車)

最後に松山まで1時間半ほどで到着しました。みんなヘトヘトでしたがそれでもまだ人生ゲームなどをして無事に楽しく旅を終えることができました。

お疲れ様でした!

いかがだったでしょうか。最後の方は本当にハラハラしましたが結果としてとても愉快な旅となり非常に満足しています。今後もまた部員でいろいろなところを旅しようと思っていますので、皆さんぜひ楽しみにしておいてください。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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コメント: 8
  • #1

    つよし (木曜日, 22 9月 2016 13:15)

    雨でしたか…
    大変でしたね…
    そんな中 間に合わせる手腕はさすが鉄道研究部の皆様だと感じました。
    逆に記憶に残るいい旅になったのではないでしょうか
    お疲れ様でした。

  • #2

    豊橋鉄研けんと (水曜日, 07 12月 2016 22:50)

    お久しぶりです。豊橋鉄研けんとです。豊橋鉄研は東三河鉄道研究倶楽部となり新たに活動をしています。
    前回お話いただいた愛光鉄研さんとの連絡ですが新ホームページにメアドよろしくお願いしますお願いします。
    これからも同じ鉄研として応援しています。

  • #3

    東三河鉄研けんと (水曜日, 07 12月 2016 23:31)

    文化祭のジオラマ感動しました。
    僕たちも是非参考にしたいと思います。名前は豊橋鉄研けんとから変わりましたが人物は変わりませんのでよろしくお願いします。

  • #4

    東三河鉄研けんと (木曜日, 08 12月 2016 21:33)

    もし大丈夫であれば東三河鉄道研究倶楽部の部員掲示板に携帯とメアド番号書いてもらえるとありがたいです。
    携帯の電話帳にメモした後ホームページ編集で個人情報は消しますのでよろしくお願いします。

  • #5

    北野鷲弥 (木曜日, 11 10月 2018 17:02)

    こんにちは

  • #6

    (月曜日, 03 2月 2020 00:57)

    俺の名前フリー素材か( ˙-˙ )

  • #7

    山﨑陽翔 (日曜日, 14 6月 2020 01:31)

    ココア

  • #8

    (木曜日, 24 2月 2022 11:04)

    Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン